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【Mac編】手元のMacにMySQLを導入!学習用のデータベース環境をサクッと構築する

 データベースの学習を進める上で、世界中で広く使われている MySQL を避けては通れません。今回は、手元のMacにMySQLをインストールし、いつでもSQLの練習や検証ができる「マイ・ラボ」を構築した記録をまとめます。 1. インストーラーの入手 まずは公式サイトのアーカイブから、自分のMacのOSバージョンに合ったインストーラーをダウンロードします。 入手先: MySQL Community Server (Archives) 最新版も良いですが、実務での普及率や安定性を考えてバージョンを選ぶのも、エンジニアらしい「こだわり」の第一歩です。 2. インストール作業 ダウンロードした .dmg ファイルを開き、インストーラーの指示に従って進めます。 途中で Rootパスワード の設定を求められます。これはデータベースの全権限を持つ重要なパスワードなので、忘れないようにしっかり管理します。インストールが完了すると、Macの「システム設定(システム環境設定)」の一番下に MySQL のアイコンが出現します。 ここから、ボタン一つでMySQLの「起動」と「停止」が切り替えられるようになります。 3. ターミナルから操作するための設定(PATHを通す) インストールしただけでは、ターミナルで mysql と打っても「コマンドが見つかりません」と言われてしまいます。どこからでもMySQLを呼び出せるように PATH(パス) を通します。 使用しているシェル(zshなど)の構成ファイル( ~/.zshrc など)に、以下のパスを追記します。 Bash # MySQLの実行ファイルがある場所を指定 export PATH= $PATH :/usr/ local /mysql/bin 設定を反映( source ~/.zshrc )させれば、準備完了です! 4. ログイン確認:いざ、データベースの世界へ ターミナルを立ち上げ、以下のコマンドでログインを試みます。 Bash mysql -u root -p 設定したパスワードを入力し、 mysql> というプロンプトが表示されれば成功です! 5. まとめとこれからの学習 MacにMySQLが入ったことで、いつでも気軽にテーブル設計の練習や、複雑なクエリの実験ができるようになりました。

【バックエンド構築】CentOS 9からOracle 11gへ接続!Instant Clientの導入と実験

  システムを構築する際、データベースサーバー本体を立てるだけでなく、「別のアプリケーションサーバーからDBに接続する」という構成はバックエンド開発において日常茶飯事です。 現在取り組んでいるモダナイズ(近代化)の学習でも、新旧サーバー間での接続確認が欠かせません。今回は、CentOS 9環境にOracle Instant Clientを導入し、リモートのOracle 11gへ接続するための実験記録をまとめます。 1. 接続環境の準備:Instant Clientのダウンロード まずは接続元となるCentOS 9に、軽量なクライアントパッケージである「Instant Client」を導入します。 接続先のバージョンに合わせ、以下の2つのRPMファイルを公式サイトから入手しました。 Basicパッケージ : 接続に最低限必要なライブラリ群 SQL*Plusパッケージ : コマンドラインからSQLを実行するためのツール ダウンロード元: Oracle Instant Client for Linux x86-64   2. 依存ライブラリのインストール CentOS 9(Stream 9など)の標準状態では、Oracleクライアントが動作するために必要な古いライブラリが不足していることがあります。これがないと実行時にエラーが出るため、あらかじめ導入しておきます。 Bash sudo dnf install -y libaio libnsl 3. クライアントのインストール ダウンロードしたRPMファイルを、 sudo を使ってインストールします。 Bash sudo rpm -ivh ./oracle-instantclient11.2-basic-11.2.0.4.0-1.x86_64.rpm sudo rpm -ivh ./oracle-instantclient11.2-sqlplus-11.2.0.4.0-1.x86_64.rpm インストール先を確認すると、以下のディレクトリに配置されていました。 /usr/lib/oracle/11.2/client64 4. 環境変数の設定(ここが重要!) インストールしただけでは sqlplus コマンドは使えません。OSにライブラリの位置を教えるための設定が必要です。 私は .bash_profil...

【Mac編】インストーラーで手軽に構築!PostgreSQL 17の学習環境を整える

前回の記事では、日本企業の現場を意識して「RHEL(Red Hat)にOracle 11gを導入する方法」を解説しました。 実務ではサーバーOSでの構築スキルが求められますが、**「まずは手元のMacで手軽にSQLの練習をしたい」「最新のPostgreSQL 17に触れてみたい」**という場面も多いはずです。今回は、Homebrewを使わず、GUIのインストーラーを用いてMacにPostgreSQL 17を導入する手順をまとめます。 1. インストーラーの準備 PostgreSQLは多くの導入方法がありますが、設定をダイアログ形式で行える「Interactive Installer」が最も確実です。 (1) ダウンロード 公式サイトのダウンロードページへアクセスし、macOS用を選択します。 PostgreSQL公式:macOSダウンロード 今回は最新バージョンである postgresql-17.5-1-osx.dmg を使用しました。 2. インストールと初期設定のポイント ダウンロードしたdmgファイルを実行すると、セットアップウィザードが起動します。基本的には「次へ」で進めて問題ありませんが、以下の2点だけ注意して設定しました。 スーパーユーザー(postgres)のパスワード : データベース管理に必須となるため、忘れないように設定します。 ロケール(Locale)の設定 : 日本語環境で正しく動作させるため、デフォルトではなく [ja_JP.UTF8] を選択しました。 Stack Builderについて インストール完了直前に「Stack Builder(追加ツールのインストール)」を実行するか聞かれますが、今回は本体の学習が目的のため、キャンセルして終了しました。 3. SQL Shell (psql) による動作確認 まずは、インストールと一緒に導入された専用ツールで接続を確認します。 Finder から [アプリケーション] > [PostgreSQL 17] > [SQL Shell (psql)] を起動します。 Server、Database、Portなどはすべてデフォルト(Enterキー)で進めます。 設定したパスワードを入力し、 postgres=# というプロンプトが表示されれば成功です。 4. ターミナルから操作できるように...

【RHEL環境】日本企業で主流のRed HatにOracle Database Express Editionを導入する:モダナイズへの第一歩

 日本のエンタープライズ領域において、サーバーOSとして圧倒的なシェアを誇るのが Red Hat Enterprise Linux (RHEL) です。 将来、データベースの専門家として現場で活躍するためには、RHEL環境でのOracle構築スキルは避けて通れません。今回は、あえて旧バージョンである「Oracle Database 11g Express Edition (XE)」をRHELに導入した記録をまとめます。 1. なぜ今、あえてOracle 11gをRHELで学習するのか? 現在、多くの日本企業では、長年稼働し続けて保守期限が切れた Oracle 11g が、システムの「塩漬け」状態で残っています。 これらのレガシーシステムを最新環境へ移行(モダナイズ)するためには、まず現状の11gがどのような仕様で動いているのかを正確に把握しなければなりません。本番環境を想定した再現と、将来のPostgreSQL等への移行シミュレーションを見据え、今回は Oracle 11gの学習のために この環境を構築します。 ※注意点 今回使用する「Express Edition (XE)」は、あくまで学習・開発用のエディションです。 本番環境での利用は想定されておらず、商用ライセンス版とは制限事項が異なる 点に十分注意してください。 2. 事前チェック:Swap領域の確保 Oracle Databaseは、物理メモリが十分であっても、一定の**Swap領域(仮想メモリ)**が割り当てられていることをインストールの前提条件としています。RHELでの環境構築において、ここで躓くケースが非常に多いため、必ず最初に確認しましょう。 (1) 現在のSwap領域を確認する方法 まず、現在のシステムでSwapがどの程度割り当てられているかを確認します。 Bash # メモリとSwapの使用状況を表示 free -m ここで Swap の total が 2048MB(2GB)以上あれば、Oracle XEの導入には十分です。もし「0」であったり、数百MBしかない場合は、以下の手順で増設が必要です。 (2) Swap領域が不足する場合の増加方法 パーティションを切り直すのはリスクがありますが、RHELでは「スワップファイル」を作成することで、動的に領域を増やすことが可能で...